梅雨近し
きのうは天安門事件のあった日でした。1989年は阪神淡路大震災があり、オウムのサリン事件、天安門事件、さらにはベルリンの壁崩壊もあって、いろんなことが重なった年だったことを思い出しました。そのどれも、四畳半の茶の間にあったブラウン管テレビで見ていた記憶があります。
このころ住んでいた家は庭の前がお墓と納骨堂で、夏休みになると朝一でラジオ体操がわりに,子どもたちが般若心経を唱えにやってくるような地域でした。うちの子どもたちも小学生になると参加してました。庭の片隅で飼っていたニワトリが朝からコケコッコーと鳴いて、風呂場には毎晩ネズミが石けんを食いに現れて…。
一抹どころか四抹、五抹くらいの感慨があります。
時代は変わり、家庭でトランポリンをする時代になりました。
カタバミは夕方になると花びらを閉じます。
自然薯のツル。勝手に生えてきます。前の家から移植した植木と一緒にやってきて、それ以来ずっと生え続けています。
最近ダニエル・シーザーを聞いています。いろいろYouTubeで聞いていますが、ジャカルタでのライブが妙に気に入っています。なんでかなあ。ベーシストがいいのかなあ(ギターのネックについているのは何??)。彼女のたゆたうようなノリがなかなかいいのです。いや、ダニエル・シーザーももちろんいいですよ。声? 歌い方? キーボードとドラムも実力派です。
ヒジャブの彼女が恋人に「ここがいいのよ」と力説しているのが聞こえるようです。携帯で客席のみんながライブを撮影できているのも不思議です。熱の入ったコーラスに、インドネシアの右肩上がりの勢いが感じとれました。
同じインドネシアのライブの“Best Part”のほうは、ギターのアクアっぽい感じが今の季節によくあってます。こっちもいいですよ。