RIKI舎―雲とマンサク

写真と音楽と身の回りのことなど(消えたYahooブログ「RIKI舎―陶をめぐる日々」から引っ越してきました)

さよなら冷蔵庫

 冷蔵庫を買い換えました。たぶん25年以上使った?? いやもっと?? よく調べず、いったい何年働いてくれたのかわからないまま送り出した冷蔵庫のことが、妙に気にかかります。

 いちばん上の冷凍品がよくドサドサと落ちてきたり、夏はやたら熱くなったりしたものの、ちゃんと動いていたのでついつい使い続け、そのどっしりした感じも使いにくさも突然何かが落ちたような変な音がするのも全部含めて、その存在はもうほとんど家族でした。

 奥さんは「突然壊れたら困る」、「電気代がかかるそうだ」といい、RIKIはチルドのケースの後ろからものが落ちることとか、残り物を入れるスペースがないのが気になり、いよいよ交換を決意しました。

 そして新品搬入前日、冷蔵庫に詰まっていた品物の整理に入ったら、いらないものがあることあること。古い豆だの芋がらだの、はるか昔のかつお節が1本、もらってとりあえず冷凍してそのまま忘れてしまった高級菓子、古いシソの実の塩漬け、数年分溜まっていた自家製梅漬けのゆかり、しばらく前に作ったきり使わなかった塩麹…。こういうものを処分したら中身が大分減りました。こうやってこまめに整理してたら買い替えはいらなかったのかなあ…とちょっと。

 送り出した後、あの冷蔵庫は今頃どうしているのやら、まだ動いていたのに野ざらしだとかわいそうだなあとちょっと思いました。

 新しい冷蔵庫は、二人の背の高い兄さんが運んできました。梁の出っ張っているところがぶつかるといって、運び込むのにだいぶ難儀してました。プロのようでいて、プロじゃない?? おじさんから見るとちょっと経験値が足りないような気がしました。

 今度の冷蔵庫は安定した運転になると「eco」という光る緑の文字が小さくドアに浮かびます。「いいこ」とあえて読んでやりました。これからいつまでつきあうことになるんでしょうか。帽子や本は入れないように気をつけたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「群馬の森」の帰りに、3年ぶりに近くの蕎麦屋に寄りました。夫婦とも田舎そばとの合いもり(天ぷら付き)を頼んだら、店員さんが「天ぷら付いてますけど大丈夫ですか?」と聞くので、大丈夫と答えました。出てきたら、そばはせいろ2枚たっぷりで、天ぷらもどっさりで、奥さんの分も一部引き受けたので、大丈夫ではありませんでした。でも残すのもはばかられ、蕎麦湯もちゃんと飲んできたんだからなんというかね…。

 

 

 

 【今日の1曲】 アレサ・フランクリンの1967年のヒット曲「(You Make Me Feel  Like)A Natural Woman」です。作詩はジェリー・ゴフィン、作曲はキャロル・キングです。キャロル・キングの「タペストリー」にも入っています。キャロルもいいけどアレサも別な味わいがあります。

 


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