RIKI舎―雲とマンサク

写真と音楽と身の回りのことなど(消えたYahooブログ「RIKI舎―陶をめぐる日々」から引っ越してきました)

ザ・バンド

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ザ・バンド 『Music from Big Pink』 1968

なぜ、きょう突然この1枚を思い出したんだろう。

やっときた夏→夏はやっぱりロード・ムービー→ロード・ムービーなら映画「イージー・ライダー」→「イージー・ライダー」の挿入歌『The weight』(ダサいBone to Be Wildとは違うので注意。こちらはウルフルズも“パク○"ほどかっこいい)→この曲が入っているこの1枚

ということになったのか。
これも聴いてみたいのだがLPでしか持っていない。LPのターンテーブルは壊れているし、CDは経済的事情もあって、前にも書いた通りLPで持っていると買いにくい。
てなわけで、聴きたいのに聴けないこの1枚である。

このアルバムはボブ・デイランの描いた絵がジャケットになっている。ウッドストックにはBig Pink と呼ばれるピンク色の大きな家が、実際にあったんだそうだ。住んでいた家だったんだか、スタジオだったんだか、記憶が定かではないが、ここで確か録音したはずだ。
この中にディランの有名な曲I shall be released が入っているのだが、The weight とは趣を異にして、バンドのこれは裏声で、テンポも遅くて初めて聴いたときにはあの名曲が、とガクっときた。が、その頃は、これが名曲なんだと自分にずっと言い聞かせていた。こういうことはよくあるね。
このLPを初めて買ったときのこと。住んでいた田舎町にはこのLPは売ってなくて、高校時代の友人で東京に働きに出ていた東澤君にわざわざ買ってきてもらったんだった。そのとき初めて黒地に赤の例のdisk UNIONの袋を手にして、おお、これが東京かと思ったのだ。

この頃浪人真っ只中のRIKIであった。