荒川洋治の講演会に行ってきた。荒川さん、以前聴いたときに比べ今日はなんだかリキが入っていた
(気がする)。会場は、定員100人の部屋に立ち見どころか入れなかった人もいるほどの盛況ぶり。
リキが入ったのは、案外、大勢人が集まったからなんていう単純な理由だったりして。まあ、人間、こ
ういうのが自然な感情かもしれない。
「戦後の詩人の中で(現代詩の詩人の中でと言ったんだったかもしれない)、残っていく詩人は石原吉
郎だろう」
「どんないびつなことばでも、自分の心から本当に発したことばであれば詩はそれを受け入れる」
独りを怖れるな、ということと受け止めた。