RIKI舎―雲とマンサク

写真と音楽と身の回りのことなど(消えたYahooブログ「RIKI舎―陶をめぐる日々」から引っ越してきました)

日々の小骨

ラッキー・ドラゴン(第五福竜丸)

10時からのETV特集を見た。大江健三郎と第五福竜丸の乗組員だった大石又七さんとの対話。 人間は核と共存することが果たして可能なのかを問うた、重く深い番組だった。水爆実験を 中部南太平洋上で60回以上も繰り返したアメリカは、地域住民の治療はせずに…

こんなのどうでしょう

TABULA RASAさんのブログで紹介されていた映画『東京原発』を観た。観てもらえばわかるけど 反原発のドキュメンタリー映画じゃなくて、ブラックな笑いのある映画だ。日本のサイレントマジョリティ を皮肉っている感じだな。そういえば広瀬さんの本に『東京…

140字には収まらない

JTとキャロル・キングのコンサートには結局行けなかったなあ。まあ、行けねえって 書いたんだけどさ。結構盛り上がってたって、レイチェル・チャンが言っていた。ずっと 二人揃ってステージ上にいたそうで。“You've got a friend”のときは会場のみんなも一緒…

不思議な日

ETV10で、須賀敦子さんをとりあげたのはついこの間の日曜だったか。 『須賀敦子 イタリア追想』。あの須賀さんが学生相手に怒って、ものを投げたことが あったという話が妙に頭に残った。まあ、怒ったといっても、文学に対する向き合い方を 怒ったわけ…

ボス猫の名前はなんだったかな

新聞の記事から 【モスクワ=中島健二】インタファクス通信によると、ロシアのプーチン前大統領を批判していた女性記者アンナ・ポリトコフスカヤさんが二〇〇六年十月に射殺された事件で、最高検察庁は二十七日、モスクワ地区軍事裁判所が今月、被告全員無罪…

新聞から

月に一度くらい載る『語りつぐ戦争』という朝日新聞の声欄の特集は、いつも読み込んでしまう んだが、心に残ってしまいしばらく忘れられなくなる投書が多い。 きょうの『子を手にかけ母は号泣した』という投書は、読んでいくのがつらい内容だった。 満洲から…

たまにはまじめに考える

NHKの『証言記録 兵士たちの戦争』、シリーズ全部ではないが観た。 こういう番組を観ると、日本人は流されやすい民族で、いつまでたっても 確固とした個が育たないなあと、つくづく思う。 同じくNHKでやった、大西巨人の『神聖喜劇』を扱った番組も、…

あぢいね:球蹴りに思う

あんまりブログを更新していなかったので、すっかりやる気がなくなって しまった。もう夏バテもいいところ。オレは夏生まれだけど、夏はきらいさ。 でもまあ、久しぶりに今日は空が抜けた(雲がない)ので、気温は高いけれど、 あのスチームバスにいるような…

オレも…ズレてる?

朝日の文芸時評、4月から斎藤美奈子になって近頃は痛快だ。世代が 一緒だからというわけじゃないんだろうけど、感ずるところが似ている 気がする。今回は、吉本隆明の文芸春秋での「『蟹工船』と新貧困社会」の 発言を「ズレている、寝ぼけている」と言いき…

前さん逝く

前 登志夫さんが亡くなった。著作をそうたくさん読んだわけではないが、なぜか 惹かれていた。元は現代詩を書く人だった。何がきっかけだったのか詩から短歌に移り、 ふるさと吉野を定点にして、いろんなもの――霊的なものも含めた自然の事象や 自分の内面を…

悲しきビンテージ

こだま愛用の無印ソファはまた娘のところに行ってしまったので、こだまはこのところ 所在なくウロウロすることが多かった。こだまの居場所もないことだし、またソファっ ちゅうもんを買おうじゃないかということになって、決めたのがこれ。 ご存じ「お値段以…

おみやげとおきみやげ

使用済みで戻ってきた着物の箱の中に、大宰府の梅ヶ枝餅とイノダのコーヒー が入っていた。学生さんはいいなあ。 こういうものまで写真に撮るのは親バカの証拠。 携帯はもう一人のお嬢さんの見立て。ついにめでたく(?)携帯もち。いまさら報告する ほどの…

たまさんのだるま

たまさんはオレの母親。グループホームで生活しているんだけど、 これはリハビリを兼ねた作品っつうことで。

テレビばかり観ていた

赤城おろしがビュービューと吹いている中を、こだまと散歩に出る。 畑や田んぼの中を、風に向かってこだまと歩くのは気持ちがいい。 今年買ったネパール製の毛糸の帽子は、耳あてのところにフリースが 付いているので、耳がチクチクしない。帰ってきて帽子を…

小骨1本

国旗・国歌問題で都教委が違憲判決を受けた。都教委は控訴するらしいから束の間の晴れ間だろうが、 たくさん刺さっている小骨の1本が取れた思いだ。 でも、たぶんこれは小骨ではない。都教委の指導は、思想・良心の自由を侵す憲法違反だ。 夜食は改憲味の安倍…

河童の三平

秋風が吹いて読書の季節―といっても、漫画。水木しげるの『河童の三平貸し本版上』。南伸坊が朝日 の書評でしみじみした感じで薦めていたので、思わず買ってしまった。2,650円なり。 近所の本屋には全く見当たらず、Amazonで注文。届いて、早速畳に寝っ転が…

講演会メモ

荒川洋治の講演会に行ってきた。荒川さん、以前聴いたときに比べ今日はなんだかリキが入っていた (気がする)。会場は、定員100人の部屋に立ち見どころか入れなかった人もいるほどの盛況ぶり。 リキが入ったのは、案外、大勢人が集まったからなんていう…

ハチにさされた

草むしりをしていて右手親指の付け根をハチに刺された。1日経ってだいぶ腫れてきた。ハチは刺される回数が多いほどアナフィラキシーショックの危険が増すらしい。 そういえば、初めてハチに刺されたのは小学生のときだった。ヒバの生垣にあったアシナガの巣…

魔女の一撃 RIKIの惨劇

どうもギックリ腰に取り付かれたようで、また、臥せっている。 おととしの暮れに初めて経験して以来、いわゆる「くせになっている」状態。今までは自宅療養のみですませてきたが、今度ばかりは心配になり整形外科へ。骨には異常ないとのこと。「何年かしたら…

駄犬 こだま

NHKの『土曜ドラマ・ディロン―運命の犬』を見ている。うちの駄犬「こだま」と賢いディロンが、似ているがあまりに違うというところで楽しんでいる。 歩き方、甘え方、一つ一つのしぐさを見ては、「似ている、似ていない」だけでただ喜んでいるのだ。ストーリ…

ワールドカップとポプラの綿毛

ただいまワールドカップサッカー観戦中。スウェーデン対トリニダードトバゴ。開催地はドルトムント――ライン川本流の東側になる。 テレビ画面を観ていてまず気になったのは、あちこちに飛んでいる白いもの。ポプラの綿毛だそうで、この時期一斉に種を飛ばすの…

まいった

しばらく更新していなかったので、先日納品に行った笠間で撮ってきた写真でもここにあげようと思っていたその矢先、親戚の納骨でなんとギックリ腰になってしまいました。 ただいまダウン中。何でこんなことに!と嘆いていますが、後悔先に立たずです。