RIKI舎―雲とマンサク

写真と音楽と身の回りのことなど(消えたYahooブログ「RIKI舎―陶をめぐる日々」から引っ越してきました)

きょうは削り

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4

イメージ 5

イメージ 6

イメージ 7

イメージ 8

イメージ 9

イメージ 10

イメージ 11

 削りの工程を少しだけ。
 
 まずは、関係ないけどオレの足。

 次はトースカン(左のとんがっているやつ。あとでまた出てきます)と梱包用の

廃品を利用して自作しているカンナ。あと右手の中指にはめる指サック。

 その次はシッタ。漢字で湿台と書くらしい。ロクロで挽いたものを削るときに使う

素焼きの台のこと。シッタにドベ(ゆるゆるの粘土)をつけてロクロを回転させなが

ら、中心に据え付ける。ドベが乾くとシッタが飛んでいくこともある(何回か飛ばし

たことがある…ハハハ)。

 次にあるのはハケ。シッタの上を湿らせるのに使う。誰かの顔に見えない?めがね

をかけたらひょっこりひょうたん島の博士とか。

 次はトースカンで高さを決める印をつけているところ。モノは小どんぶり。この土

は挽くのも削るのも結構手ごわい。

 次がシッタに載せて高台を削りだすところ。1枚が載せてすぐ。もう1枚は削り終

わったところ。これにて削り終了。
 
 この後にすぐ化粧掛けに入れるわけではない。かたさをみて、ちょうどよいころあ

いで(天気も重要)、化粧掛けをする。写真は化粧掛けしたものをすぐ天日干しして

いるところ(飯わん)。水分があらかたとんだところで取り込む。乾かしすぎてはい

けない。


 あとはおまけ。作業場といつものこだま。元気に穴掘り仕事中。どうもモグラがいる

らしい。尻尾がぴんと立っているところがかわいい。