RIKI舎―雲とマンサク

写真と音楽と身の回りのことなど(消えたYahooブログ「RIKI舎―陶をめぐる日々」から引っ越してきました)

テレビばかり観ていた

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  赤城おろしがビュービューと吹いている中を、こだまと散歩に出る。

 畑や田んぼの中を、風に向かってこだまと歩くのは気持ちがいい。

 
 

  今年買ったネパール製の毛糸の帽子は、耳あてのところにフリースが

 付いているので、耳がチクチクしない。帰ってきて帽子を取ると耳のと

 ころが汗ばんでいる。

      
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  コタツに入り、肩肘付いて横になりテレビを観るのは実に気持ちが

 いい。このところ立て続けにテレビを観た。興味深かったのは以下。

  1)NHKスペシャル日中戦争』。盧溝橋事件を発端に日中戦争へと

 泥沼化してく過程を描いたもの:一部の軍部の暴走を黙認したこと、

 結果オーライの追認の姿勢が、戦争を泥沼化させたということなど。

 また、蒋介石の日記から対日戦略についても。

  2)ETV特集の『焼け跡から生まれた憲法草案』:押し付けられた憲法

 といわれているが、実は骨子となっている主権在民生存権といった

 考え方は明治の自由民権論の中にすでに萌芽が見られ(高知の若い

 思想家、植木枝盛(えもり)が唱えたという。彼は「革命権」まで

 も主張したらしい。驚きだ)、その思想が地下水脈のように吉野作蔵

 などを経由して草案作成の7人の中に受け継がれたことを知った。

  3)12日は南極の話など。これもNHK。空気中に核になるチリやホコリが

 ないと水分が凝集せず、息を吐いても白くならないことに驚いた。が、

 もっと寒いところでは、核がなくても瞬時に息が凍り、話をするとその

 息が口から出た長い帯のようにどんどんつながって先に伸びる――

 薄黒い会話の帯ができていく、という話が面白かった。それと、

 南極の厚い氷の下には琵琶湖の二十倍以上もの大きな湖があり、

 他にもたくさんの湖があるそうだ。

  4)続いてベネチアの水路。ベネチアを見くびっていた。ビスコンティ

 の映画と、女性の人気海外旅行スポットくらいにしかみていなかったが、

 やはり奥深い都市だと認識。ラグーナの静寂は魅力的だった。「無音

 じゃないが静かなところ」に行ってみたい。

  5)プレミアム10「世界一!チョコレートの祭典」とは書くだけで

 恥ずかしいが。気分が落ち込んだときチョコレートを食べると

 「元気がでたり、少しだけ幸せになったりする」んだそうだ。オレは

 業界の回し者じゃないけど、確かに…ね。