RIKI舎―雲とマンサク

写真と音楽と身の回りのことなど(消えたYahooブログ「RIKI舎―陶をめぐる日々」から引っ越してきました)

バカラック来日:でも来年

 今キャロル・キングが、来日中だ。3人の競演で、会場は10代から60代

までの幅広い層のファンで一杯になったらしい。

 キャロル・キングのステージの時には(ピアノの弾き語りだったようだが)、

「その」世代の人たちは落涙ものだったそうだ。ああ、オレも行って

みたかった……。



 で……、バカラックが来日するんですよ。鬼も笑う来年の2月。

 確かこの前の来日は10年くらい前だったはずだ。まだ久米さんがNステを

やっているときにバカラックが出演して、1曲か2曲生で弾き語りをしたのが

印象に残っている。そのとき以来かな。久米さんがはしゃいでいたっけ。

 家でCDを聴いているほうがずっと落ち着けるような気もするんだけど、

今回はすぐにチケットを購入してしまった。J-Waveがしかけた先行予約というのに

ついのってしまったのだ。まあ、一度は会っておきたかったから後悔はないん

だけど。

 ラジオでは、「え、3:00から開演?これは高齢者向きの時間帯だな」

と言っていたけど、まさにその午後3:00からのヤツ。こだまも待っているし、

なんというか、コンサート(ライブじゃなく)が終わってもまだ明るいというのを、

一度体験してみたかったというのもある。暗い中を家に帰るのが嫌だというのは、

年を食ったせいか。

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 このCDは2005年発売の『At This Time』。全体を覆うトーンがなんとなく

暗い。エルビス・コステロとのコラボレーション『Painted from Memory』

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にもその兆しはあったんだけど、これがさらに暗くなったのは、彼が今向かい

あっている老いのせいなんだか、アメリカの社会の暗さのせいなんだか。
 
 コンサートじゃ、昔のもうちょっと甘酸っぱいヤツも聴いてみたいね。

 まあとにかく、じいさんオレが行くまで生きていてくれ!