飛んだことで・・・
きのうの雪に続いて今日は強風の1日だった。前橋では、強風のため県庁構内で転倒し、
意識不明になった人まで出たらしい。
そんな中、敷ふとんが飛んだ。2階から飛んだ。こんな日に、空が晴れたといってふとんを
干したバカモノがいたのだ(実はオレ)。
何かが転がるカランカランという音に(虫の知らせか? おおげさな)、作業場の戸を
開けると1枚のふとんが横たわっていた。よく見れば毎夜お世話になるわがふとんではないか。
人生は一幕ものの芝居に似ている。主人公はオレ・・・周りを見回し誰も見ていないことを
確認してから努めて冷静をよそおいつつ、「困るな、こんなところにふとんを置いては・・・
(きわめて低いよそいきの声で)」と、心の中でつぶやきつつさりげなく取り込んだのであった
(実は何度か経験済みなので、演技も年季が入って堂に入ったもの)。
毎日、なぜこんなにふとん干しに惹かれる(?)のか。こんな日に干したふとんでも
けっこう湿気が飛んで、寝てみれば案外温か・・・くもねえか。まあ、気持ち気持ち・・・と
いって明日もまた干すことだろう。
今年は花粉が平年より早く飛ぶらしい。梅も早いのかな。きょうの梅。