群馬の森で。上を向きながら歩いてみた。
こちらは
照葉樹林。隣同士の木の枝葉の先端は微妙な隙間があって、その隙間が「空の道」に
なるらしい。お隣さんとの間がすっかり重なることがないようになっているわけだ。何か
合図をする物質でも出ているんだろうか。
そういや去年の10月頃の新聞に、干ばつや季節はずれの気温変化などのストレスを感じた
クルミの森の木が、揮発物質を多く出していたとわかったことからSOSや周囲の仲間への
警告を発しているものと考えられるという記事が載っていた。
木は知らん顔をしているけど、お隣さんをちゃんと知っているんだ。