時を超えて中野さんに出会う
平地のクマも、そろそろ冬眠から覚めて活動しなくっちゃなあ…、ということで穴から出ては
きたものの、さてどこへ行ったものか。仕上げる予定の例のものはいまだ完成せず。関係者の
方々、3月には仕上げましょう。世間はもう卒業シーズン。こちらも片づけないと前に進めない。
気合いを入れるために先人の言葉を。
<中野孝次氏、2001年4月24日の朝日新聞記事にて語る> なんじ、今日一日をよろこんで生きるや? 毎朝、布団の上に起き自問する。たいていは「喜んで生きる」とうなずく。「そうやって 気合いをかけないと、年とると一日が楽しく生きられない。でもね、年齢に関係なく そうすべきと思うんだ」 ・・・・・・・
と語った中野さんも愛犬ハラスも、もういないのだった。古い切り抜きを眺めると、
時間を超えた面白い出会いがある。
そのあとは、いつもの写真で。
マンサクは枯葉と一緒に花が咲いた。去年も撮ったなあと思いながら、また撮った。
よぉく見ると、地味ながらとてもかわいい花だ、とこれも毎年思う。
しっかし、ほんとに地味やなぁ…。
小さいフキの葉っぱ。「ふきまんぶく」もそろそろ出てくる。今日は田島征彦の
『じごくのそうべえ』が人気だと新聞にあった。子どもによく読んでやったなあ。でも、
あの絵本はいまはうちにない。人にやってしまったのを後で何度も後悔した。このあいだは
『母の友』3月号に双子の弟である田島征三のアトリエ訪問が載っていたけど、田島兄弟
ここにきてまたブレイクか?