「夏なんです」が。
涼しいうちにやりゃあいいものを、日が高くなってから草むしりを始めるもんだから、1時間も
しないうちに汗びっしょりで、大事を取ってやめにした。以前はもっとやり過ぎて倒れそうに
なったんだけど、さすがに大人になったもんで、早めに切り上げ梅干しと水分補給で
熱中症対策も完ぺきさ。
これは「さあ始めるぞ~」のシルエット。
梅雨明けの空は雲も高い。サルスベリも咲きだして、そうめんつるつる…なんていうイメージ
だけど、現実は藪ッ蚊なんかがぶんぶんいて、汗はじっとり、風はなく、生きる意欲も
なくしそうになる。「夏なんです」が、「はっぴいえんど」の夏は遠い。こりゃ、年なんかね。
そんな中、毛長族はほれこのとおり。息も絶え絶え。
「とうちゃん、だいたいあたしはこんなあちいとこの出じゃないのに、なんでこんな亜熱帯モンスーン
みたいなとこで生きていかなくちゃいけないの」
あぢいよ~
はっぴいえんど 『夏なんです』