粉もの 上州風土記
仕事の合間に、ふと思い立って群馬の森まで行ってきた。8月29日までやっている、歴史博物館
の「粉もの 上州風土記」の企画を覗く。実は、ここのショップにオレのどんぶりと瑠璃釉の
小皿が出ているので、様子を見に行ったというわけもなくはないんだけどさ。
森の中はこの暑さで人影もまばらで、木陰ももわっとしてそれほど涼しいわけじゃなかったけど、
それでも「ああ、盛夏なんだな」と、“夏のよろこび”なんかを感じてしまった(首にタオルをまいて、
サンダル履きでにやにやしながら歩いているおっさんを想像してください…って、怪しすぎる?)。
展示のほうは、見応えがあったというか、給食の歴史だとか昭和30年代あたりの茶の間の再現、
囲炉裏端、そして群馬の歴史のあれこれなど、奥が深すぎていまひとつつかみきれなかった(群馬の
粉の奥は深い! 闇か…でもほんとに粉ものは好きです。うどん、お焼き、まんじゅう、ドーナツ、
団子、ラーメン、ギョウザ、いくらでもあるなあ・・・)。
実をいうと粉ものの食品群はどんなものがあったか?と家人に問われ、答えられなかったのだ。
大事な展示をどこかで見落としたんだろうか。いや、最初は逆コースで展示を見始めていたくらいの
オレだからなあ。
1/3くらい観たところで、腹が減ってきたので見学終了。ショップの人に「また来ます」とか言っ
ちゃって帰ってきたんだけど、ほんとか? ほんとほんと。へへへ。
お子さんの自由研究にはいいかと思います。