花の丘まで
いい天気にさそわれて、行楽とやらに出てみる。おじさんおばさんはこの年になると、根が生えて
なかなかうちから出ないのさ。行楽ったって、まあそこら辺へドライブってところなんだけどね。
雲がぽっかり浮かんで、コスモスも咲いて、いいじゃないか、なあばあさんや。
あれ、ここにはたしか「トモロの森」があるんじゃなかったか?
あった、あった、ミニブタ牧場。ばあさんの兄弟がたくさん走っておるぞ。
追記:「奥さんのことをブタというのはひどい」という声がさる筋から寄せられました。別に悪気は
なくて、奥さんも笑って許可してくれたもんでつい書いちゃったけど、確かにちょっと度が過ぎたかな。
以後気をつけます。 (両方に失礼だったな…まだ言ってら)
おいらはラベンダー苗を買った。全景は撮らなかったけど、障害者の作業所
「トモロの森」がここにある。
近くには牧場もあって、観光バスもシーズンには来るらしい…って、いまか。でも、見なかったなあ。
牧場と花畑、地元の人が開いている農産物の売店があった。菜の花プロジェクトだったか
エコロジカルな運動で作ったなたね油なんかも売っていた。
たいしたものはないけど空が広くて展望がよくて、春は菜の花、秋はコスモスが咲く。
案外穴場かもね。
けっこう満足して帰ってきたら、ばあさんがなんと偏頭痛で、寝込んでしまったんじゃ。
まあ、こんなもんじゃろうな。たまに出ると。
でも、まあいい気持ちだったから、いいよな。
しかし、いちんち留守番だったこやつは、何やらいじけているようで。
散らかった室内もご覧あれ(これでも実はマシなほうなんじゃ)。