月日は流れ
上の黒いほうのCDを探してAmazonをさまよっていたら、偶然Heronというグループに出あった。
70年代のブリティッシュ・フォークグループとのこと。トラッドは興味があって聴いていたんだけど
こんなさわやかでフォーキーなグループがいたのは知らなかった。
40年近く経ってから出あったのに、なんだかえらく懐かしい感じだ。
このころのアメリカのヒッピームーブメントはかなり「ヤバイ」感じも漂うけど、こっちは
それよりも品行方正な感じ。
このCD『Upon Reflection』は1970~72年の2枚組アンソロジーで、1枚目68分、2枚目76分。
音はコーラスも決まっていないしそれほど洗練されていないんだけど、なんかその無作為で
アバウトな感じ、イギリスの田園のイメージ(オレの勝手な思い込みだけど)を感じさせる
ところに逆にひきつけられる(刺激がなさ過ぎて眠くなるかも)。
いわゆるナチュラルテイスト、元祖草食系だな。安心して聴いてみておくれ。
1枚目の1曲目“Yellow Roses”
で、この40年後がこちららしい。YouTubeで見つけた。経緯はよく知らないけど、(たぶん)
ちゃんと4人そろっているところがすばらしい(何となく面影あり)。
1枚目の5曲目"Little Boy"
垂れ幕にある漢字の「鷺」という字は誰が書いたんだ? 日本にもファンがいる? 来日
したことがあるんだろうか? いろいろ想像してしまった。