世界遺産か?
お盆で富岡へ行ったついでに、富岡製糸場を見学してきた。入場料は500円
(学生は半額)。この付近はいつも車で通過していたけれど、入るのは初めてだ。
世界遺産への登録をめざしているそうで、どんなもんかいなぁ…。
ここは女工哀史はなかったそうで、当時珍しい8時間労働・休日ありのなかなか
好条件で働ける職場だったとか、防腐剤のホルマリンは使わずに作業していたとか、
労働条件と環境衛生面はまあまあ先進的だったようだ。
建物は木骨レンガ造、トラス構造と、建築をやっている人はそれなりに面白く
見られるんだろうが。
しかし(ここから小声)、上毛カルタでは「日本で最初の富岡製糸」ということで、
フツーの観光客からみると売りはやっぱり「最初」ってところくらいか。
「ここからは入れません」の観られないところが多いし、レンガの建物と敷地の広さ、
どっちもちょっとスケールが足りねえ気がしたなぁ。まあ一懸命運動している人も
いるようなので明言は避けるが(って、すでに言ってる)。
ミストシャワーなんだか霧吹きのついた扇風機なんだか、あちこちにあったあれはさびし
でもまあ、富岡の街はこのおかげか、前よりも少し活気づいてきた気がした。何も
しねえよりは、いいのかもしれないな。
高い煙突が1本(見ればわかる)。
古い製糸場の様子。
こちらは川向うの景色。ここにきてなんだかホッとしたのだ。
ということで、お盆の1日はすぎたのさ。