RIKI舎―雲とマンサク

写真と音楽と身の回りのことなど(消えたYahooブログ「RIKI舎―陶をめぐる日々」から引っ越してきました)

世界遺産か?

 お盆で富岡へ行ったついでに、富岡製糸場を見学してきた。入場料は500円

(学生は半額)。この付近はいつも車で通過していたけれど、入るのは初めてだ。

世界遺産への登録をめざしているそうで、どんなもんかいなぁ…。

 ここは女工哀史はなかったそうで、当時珍しい8時間労働・休日ありのなかなか

好条件で働ける職場だったとか、防腐剤のホルマリンは使わずに作業していたとか、

労働条件と環境衛生面はまあまあ先進的だったようだ。

 建物は木骨レンガ造、トラス構造と、建築をやっている人はそれなりに面白く

見られるんだろうが。

 しかし(ここから小声)、上毛カルタでは「日本で最初の富岡製糸」ということで、

フツーの観光客からみると売りはやっぱり「最初」ってところくらいか。

「ここからは入れません」の観られないところが多いし、レンガの建物と敷地の広さ、

どっちもちょっとスケールが足りねえ気がしたなぁ。まあ一懸命運動している人も

いるようなので明言は避けるが(って、すでに言ってる)。

 ミストシャワーなんだか霧吹きのついた扇風機なんだか、あちこちにあったあれはさびし

げだった。入口に入ってすぐにあるサルスベリの木はえらく立派だったけど。

 でもまあ、富岡の街はこのおかげか、前よりも少し活気づいてきた気がした。何も

しねえよりは、いいのかもしれないな。

 
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 高い煙突が1本(見ればわかる)。


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 セミが鳴いて、風が吹いて、ここは気持ちがよかった(実はトイレの前)。


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 古い製糸場の様子。


イメージ 4

 こちらは川向うの景色。ここにきてなんだかホッとしたのだ。

 ということで、お盆の1日はすぎたのさ。