みそラーメンはうまかったんだけど
益子へ粘土と材料を買いに行ったその帰り、昼飯に50号線沿いのラーメン屋に入った。
味噌ラーメンを注文して、来るのを待つ間、カバンに入れてあったiPod(旧式。娘のお下がり
なんだけど、なかなか使う「シチュエーション」がなかった)で音楽でも聴いてと思った
んだけど、店内には音楽も流れているし、おじさんがiPodなんてスカシている(あんた
太陽族か、古!)かななんて過剰に意識しすぎて、やめた。
で、ラーメンが来てから、そうだ、聴きながら食ってみようと重大な発見をした気分(!)で
まあ、実行に移したわけさ。
結論は、「ずるずる(麺およびスープをすする音)、カチカチ(歯の当たる音)、カチャン
(れんげを置いた音)、ごくん(麺とスープが熱くて水を飲んだ音)・・・」(汚い音で
すいません)。
そういう音が、自分の頭がい骨の中で響くほうがでっかくて音楽には集中できないし、
おまけに味のほうもよくわからない。「だめだ、こりゃ」ということですぐはずしたのさ。
食べるときには、食べることに専念したほうがいいようで・・・
でもこのiPod、たまさん訪問の際、耳の遠くなったたまさんに童謡を聞かせるのには
ずいぶん役に立っている。90近くなって、iPodを聴いているばあさんはいるんかな。
この前は『みかんの花咲く丘』が流れた(とディスプレイに出た)ら、「みかん・・・」
と言った。
とっている『Nowhere man』は好きな曲のひとつだ。