RIKI舎―雲とマンサク

写真と音楽と身の回りのことなど(消えたYahooブログ「RIKI舎―陶をめぐる日々」から引っ越してきました)

台風は去った

 台風のそれた翌日、10月最後の日に東京へ行った。
 
 
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 奥さんの友人の織のグループ展まで。場所は原宿。表参道を久しぶりに歩いた。途中、奥さんトイレを
 
探すが有名ブティックばかりで入れそうな店がない。KAWAI楽器でようやく安堵。まるでおのぼりさんか。
 
いや、そのものだった。
 
 あちこちでカメラを構えて人だか風景だかを写している御仁がいた。RIKIも被写体になっているかと
 
張り切って背筋を伸ばしてみる。東京じゃ、なんだか自意識過剰になっちゃうなー。
 
 
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 ギャラリー到着。奥さんと友人が話す間、よくわからない婦人につかまる。
 
 「戦場カメラマンの渡部さんがうんぬんかんぬん…」と話しかけられたんだけど、オレが似てるって
 
こと? ベレー帽はないし、オレのヒゲは白いし、そんなに似てもいないんだけどな。ただ、話を
 
振られただけか? 何となくかみ合わない会話が続き、少し汗をかいた。いや、感じはいい人
 
だったんだけどね。
 
 
 
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 原宿をあとにして、次に向かったのは根津駅。きょうはこれから珍しく家族4人で「会食」。早い話が
 
4人で飯を食うべえっつうことです(ちっとも早くねえか)。 少し時間があったのであたりをぶらぶら。
 
 言問通りを上っていくと、右手にはサトーハチロー宅跡がある。左手は東大工学部。奥さんは、25年
 
ぶりだと昔の勤め先のあたりで感涙にむせぶ(ということはなかった)。初代のパンダがいたという剥製屋は
 
シャッターが下りていて覗けず。
 
 
 
 
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  坂を上った先にこんな碑があった。
 
  
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 もっと探検したかったけど、時間になってしまったので、坂を下る。
 
 
 
 
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 きょうは3階建てで有名な串揚げの店はん亭が会場。娘が予約していてくれた(写っているのはまったく
 
無関係の人です)。
 
 
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 さぞ混んでいるかと思ったら、2階はオレ達家族だけの貸し切り状態。これも台風騒ぎの影響か。
 
このクリの串揚げはうまかったな。最後の締めのデザートも栗のアイスクリーム(または柿の
 
シャーベット)だった。これもうまかった。
 
 長女も次女も相変わらず。少しずつ変化はあるものの、基本、家族は変わらんのう。ウチの家族は
 
みんな評価が手厳しいタイプだからな。周りに人がいなかったのは幸いであった。
 
 
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 食事のあとは根津神社を散策。近くの路地(参道)には飴の店、焼きかりん糖の店、桶屋などがあって
 
けっこうのんびりした雰囲気だった。このあたりは、時間があったらふらふら歩くのも面白いかもな。
 
なにしろ原宿を歩くよりは、このあたりのほうがずっと気持ちが楽だった。
 
 でも、そろそろ待っているヤツがいるから、電車に乗らなくちゃいかんのだ。オイラはおのぼりさ
 
んだかんね。娘たちとはお茶の水で別れ、丸善にちょっと寄ってすぐに上野を目指した。
 
 こだま~、すぐ帰るぞ~。
 
 
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 ということで、これは11月の雲。夏でもないのに積雲のようだった。
 
 こだまも今ごろの散歩は気持ちよさそうだ。