花に嵐(結局オレが書いた)
夕べの風はすごかった。本当に煙突が飛ぶかと思って、しばらく2階から見守っていた。こだまも
ぴゅーぴゅー音がしている間は眠れなかったみたいだ。音がしなくなってから、オレの隣へやって
来て朝はすっかり熟睡していた。
この風で、日本中のよくないものを吹き飛ばしてくれりゃあいいけど。大阪の街あたりを、「一新」
してくれねえかな。気がついたらオレもいなくなるか。へへへ。
この顔が面白くて、見るたびに笑えるんだけどさ、オレは。左の影はへっぽこおやじ。へへへへ。
また、よく小石をかじってる。歯の掃除でもしてるんかね。実際何やってるんだか聞いてみたいよ。
こだま、いい加減にしゃべれよ。今年はもう8歳だぜ。
きのうの風はすごかった。おっかなかったよお。
へっぽこオヤジは、あたらしい「小鳥紋」を開発したぞ(おおげさな。ぷっ)。とっては指2本入るくらい。
試しに作ってみたところ。
ということで、今朝の新聞コラムのどれかに「花に嵐のたとえもあるぞ。さよならだけが人生だ」という
載ってなかった。あまりにも使い古されてるものな。そういやうちのウメもアンズ(写真)も、たいして
散らなかった。この「花」ってのは桜なのかな。
ちょっと落ち込んでいたときに「いくつになっても傷ついてもいいんだ」と教えてもらった。
「あらゆる仕事/すべてのいい仕事の核には/震える弱いアンテナが隠されている きっと…」
ということで…。
生きているときが青春。
誰が言ったんだ?
オレだよ、オレ。
キャー。