RIKI舎―雲とマンサク

写真と音楽と身の回りのことなど(消えたYahooブログ「RIKI舎―陶をめぐる日々」から引っ越してきました)

新緑


 季節はめぐってまた青葉の季節…と思っていたら、柿の葉も麦の穂もカラスノ

エンドウも
、もう写真とは少し様相が変わってしまっています。4月、5月はめまぐ

るしくいろんなことが続きました。ご近所では不幸が相次いだかと思えば、

家庭内では「顔合わせ」などという人生の節目のイベントも経験して、またひとつ

大人になりましたよ。

年を重ねてあちこち不調が続くと、自分だけが不運な人生を送っているような

気持になったりしていけません。剪定ばさみやら刈込ばさみを買いこんで、さて

庭仕事だと張り切ったところで例の「ぎっくり」が遊びにきてしまいました。付き

合っている暇はないとあれほど言ったはずなんですが。いったい何度繰り返したら

縁を切ってくれるのか。厄介なストーカーに狙われたような気分です。TSUTAYA

借りてきたアキ・カウリスマキの『浮雲』を観たのはぎっくりの前日でした。

これでもか、これでもかの不運が続く映画です。あれは心の準備をしておけという

天の啓示だったんでしょう。アキ・カウリスマキは不思議な監督です。『愛しのタチアナ』

も変な映画でした。あと1本『レニングラードカウボーイズ・ゴー

アメリカ』がまだ残っています。返却期限までにぎっくりさんには

お帰り願いたいもんです。


イメージ 5



イメージ 6



イメージ 7



「ぎっくり」の前には、木村さんの個展搬入に便乗して、新潟の「ギャラリー栞(Kan)

さんへ納品に行ってきました。

イメージ 4


トンネルを抜けたら、新潟は雨でした。

イメージ 1


しばらく走っていたら海沿いは曇りになって…っていう文章じゃ、あの文学作品の

足元にも及びませんが。群馬はそのころ暑い日が続いていたので、シャツとウインド

ブレーカーしかもって行かなかったら、海岸は肌寒い風が吹いていました。これでは

木村さんと恒例の石拾いも落ち着いてできません。そそくさと海岸を後にしました。


イメージ 2




イメージ 3

新緑の中の栞さんです。これでもムシにずいぶんやられたそうで切ってもらった

という松の木がたくさん積んでありました。


イメージ 8

こんな皿やら、例の「街の木・森の木」など、栞さんにお願いしました。折があったら

森の中へ出かけてみてください。