ある日突然…
今年は蚊の話題でもちきりですが、わが家でも9月半ばのいまも、
夜9時半を過ぎるあたりから蚊が飛び交い始めます(これはヒトスジ
シマカではなくアカイエカのほうですね)。
こだまが夕食後に一度トイレで外に出るので、どうもその時に玄関から
蚊を引き連れてくるらしいです。取っても取ってもいなくならないのは
なぜなんでしょうな。
で、その蚊ではなく世間で「蚊のようなもの」といわれているものが
ある日突然右目に見えました。実際には「自分のまつ毛が2~3本
右目の縁に入り込んだ」ようにはじめは思えました。でも水で洗っても
ちっとも取れないし、そのうち糸くずのようなものまで見え出したので、
「これは飛蚊症か」ということで、奥さんの勧めもあって医者に行きました。
すると「一人で運転してきたのでは検査ができないので、明日誰かに
連れてきてもらってください」といわれました。眼底を見るために瞳孔を
広げてしまうと、しばらく運転はできないんだそうです。帰ってくると
糸くずのようなものは真ん中にデンと座って動かなくなっていました。
視界もだいぶ暗くなっています。
それでも翌日はてっきり「ひどい飛蚊症」を認定されるもんだとばかり
思っていましたが、結果は意外なことになりました。まさかの「網膜剥離」
の疑いです。できるだけ早く大学病院で精密検査をすることになり、
翌日出かけました。このころは新聞を見ると活字が灰色にぼやけて
気持ちが悪くなるほど目の状態もよくありませんでした。でも、不安な
気持ちも手伝っていたのかもしれません。正直なところ、硝子体手術など
を考えると気が滅入りました。
大学病院では専門医がずらりと並んでいました。薄暗い診察室の中の
若い担当医からは「入院して手術です。眼の中を攻めます」と宣告され、
俺は力なく「はあ…」と答えました。ここに至るまでに相当数の検査をして
写真もたくさん撮りました。
が、大学病院はこんなことじゃ終わりません。担当医のさらに上の先生
(「海街ダイアリー」の長女の勤めている病院に出てきてもよさそうな
キリッとした女医さん。勝手な妄想です。こちらかなり精神的に弱っている
ので、すがる思いの美化200%です)がもう一度診察をしてくれるのです。
「入院手術は今回見送って、まずレーザー凝固で様子を
みましょう」
「さっきの先生は入院手術という話でしたが…」
「それは若い先生が言ったんでしょう。決めるのは私です。
(キリッ)」
女医さん、カッコよかったです。おかげさまで担当の若い先生に
その日のうちにレーザー凝固術というのをやってもらいました。若い
先生、レーザーを打ってる間、なんとなく楽しそうな感じ(ゲーム?)に
みえたのですが、俺の思い過ごし?
思いもかけない展開で、一時は入院手術も覚悟して相当元気がない
状態でしたが、ひとまず悪化を食い止められて、少しほっとしました。
レーザー凝固のあとは、「明日から普通に暮らしてください」とのことで、
けっこう普通に暮らしています。少し右の視界が暗くなり、視力が少し
落ちましたが、糸くずの影も、モヤモヤも薄れてきた気がします。
女医さんは「そのうち糸くずもモヤモヤも消えます」と言ってくれたので、
それを信じて待つことにします。仕事もやっています。こだまと散歩も
しています。ギターも弾いています。ただ、寝床で腹這いになって読書する
のはやめました。まだまだこの先もいろんなものを見ていき
たいですからね。近々検査に行く予定です。
今日は9月には珍しい、きれいに立ち上がる積乱雲を見て、カメラに
収めました。この雲が、大雨を降らせたりあちこちで悪さをしているよう
ですが、とてもきれいにみえました。
こだまも美人に見えました。
夜9時半を過ぎるあたりから蚊が飛び交い始めます(これはヒトスジ
シマカではなくアカイエカのほうですね)。
こだまが夕食後に一度トイレで外に出るので、どうもその時に玄関から
蚊を引き連れてくるらしいです。取っても取ってもいなくならないのは
なぜなんでしょうな。
で、その蚊ではなく世間で「蚊のようなもの」といわれているものが
ある日突然右目に見えました。実際には「自分のまつ毛が2~3本
右目の縁に入り込んだ」ようにはじめは思えました。でも水で洗っても
ちっとも取れないし、そのうち糸くずのようなものまで見え出したので、
「これは飛蚊症か」ということで、奥さんの勧めもあって医者に行きました。
すると「一人で運転してきたのでは検査ができないので、明日誰かに
連れてきてもらってください」といわれました。眼底を見るために瞳孔を
広げてしまうと、しばらく運転はできないんだそうです。帰ってくると
糸くずのようなものは真ん中にデンと座って動かなくなっていました。
視界もだいぶ暗くなっています。
それでも翌日はてっきり「ひどい飛蚊症」を認定されるもんだとばかり
思っていましたが、結果は意外なことになりました。まさかの「網膜剥離」
の疑いです。できるだけ早く大学病院で精密検査をすることになり、
翌日出かけました。このころは新聞を見ると活字が灰色にぼやけて
気持ちが悪くなるほど目の状態もよくありませんでした。でも、不安な
気持ちも手伝っていたのかもしれません。正直なところ、硝子体手術など
を考えると気が滅入りました。
大学病院では専門医がずらりと並んでいました。薄暗い診察室の中の
若い担当医からは「入院して手術です。眼の中を攻めます」と宣告され、
俺は力なく「はあ…」と答えました。ここに至るまでに相当数の検査をして
写真もたくさん撮りました。
が、大学病院はこんなことじゃ終わりません。担当医のさらに上の先生
(「海街ダイアリー」の長女の勤めている病院に出てきてもよさそうな
キリッとした女医さん。勝手な妄想です。こちらかなり精神的に弱っている
ので、すがる思いの美化200%です)がもう一度診察をしてくれるのです。
「入院手術は今回見送って、まずレーザー凝固で様子を
みましょう」
「さっきの先生は入院手術という話でしたが…」
「それは若い先生が言ったんでしょう。決めるのは私です。
(キリッ)」
女医さん、カッコよかったです。おかげさまで担当の若い先生に
その日のうちにレーザー凝固術というのをやってもらいました。若い
先生、レーザーを打ってる間、なんとなく楽しそうな感じ(ゲーム?)に
みえたのですが、俺の思い過ごし?
思いもかけない展開で、一時は入院手術も覚悟して相当元気がない
状態でしたが、ひとまず悪化を食い止められて、少しほっとしました。
レーザー凝固のあとは、「明日から普通に暮らしてください」とのことで、
けっこう普通に暮らしています。少し右の視界が暗くなり、視力が少し
落ちましたが、糸くずの影も、モヤモヤも薄れてきた気がします。
女医さんは「そのうち糸くずもモヤモヤも消えます」と言ってくれたので、
それを信じて待つことにします。仕事もやっています。こだまと散歩も
しています。ギターも弾いています。ただ、寝床で腹這いになって読書する
のはやめました。まだまだこの先もいろんなものを見ていき
たいですからね。近々検査に行く予定です。
今日は9月には珍しい、きれいに立ち上がる積乱雲を見て、カメラに
収めました。この雲が、大雨を降らせたりあちこちで悪さをしているよう
ですが、とてもきれいにみえました。
こだまも美人に見えました。