土手の道、いつか来た道、これから行く道
土手の道の緑が萌え出してきました。右をご覧ください、左をご覧ください、そして
前方をご覧ください。全部ナズナでございます(そこまで広くないだろ)。1つひとつは
地味ですが、たくさん集まるとなかなかいい風情でございます。勝手ながら、行く道
には除草剤を撒かずにいただけるよう希求するものでございます。
前方をご覧ください。全部ナズナでございます(そこまで広くないだろ)。1つひとつは
地味ですが、たくさん集まるとなかなかいい風情でございます。勝手ながら、行く道
には除草剤を撒かずにいただけるよう希求するものでございます。
こぶしでございます。「こぶし咲くあの丘北国の…」のあのこぶしですが、ここは
北国ではございません。ここは何度スキャンダルが出ようとも当選確実の姫や
道徳教育ならびに塾経営にいたくご熱心な殿を
ます。厳しい空っ風は吹くのになぜか無風の不思議な土地柄でございます。
みなさん、いまだぐっすり休んでおられるのでしょうか。いつ目を覚まされる
のでしょうか。まさか狸寝入りではございませんでしょうね。
ビル・エバンスでございます。行く道は帰る道。帰る道はいつか来た道…。
ビル・エバンスも申しております(そんなわけないですね)。
アメリカなら車は右側通行、この車は去っていくところでございます。ですが
日本でしたら、車は坂を下ってくるところでございます。さて、どちらもこの先
いったいどうなることかと心を痛めておる次第でございます。
かく言うわたくしめも惰眠をむさぼる身、とても人様にどうこう言える立場では
ございませんが、ついつい偉そうなことを申し上げてしまいました。
みなさまお許しあれ。
今日のTBS土曜ワイドで、3.11後の東北について永六輔さんがこうおっしゃい
ました。「東北の人は我慢強いけど、決して忍耐は美徳ではない。怒るときには
怒らないと」と。そういえば大江健三郎さんも同じようなことを述べられていました
ね。「自分ら市民を政府が侮辱していると感じる」と。
みなさま、ごきげんよう。