RIKI舎―雲とマンサク

写真と音楽と身の回りのことなど(消えたYahooブログ「RIKI舎―陶をめぐる日々」から引っ越してきました)

4年遅れで「思秋期」を観た の巻

 2012年の朝日新聞別冊「GLOBE」で紹介されていた映画「思秋期」が面白そうだったので、

Googleでレンタルして視聴した。原題はTirannosaur。終わりギリギリまで救いがなさそうな映画で、

きれいごとのようできれいごとじゃない、リアルなようでいてリアルじゃない…とまあ、最後まで

引き付けられて観てしまった。突っ込みたいところはいろいろあるけれど、でもよかった

部類に入るかな。愛犬を殺すシーンから始まって、観ていけば少しはましになるかなと思って

いたらどんどんマシじゃなくなっていくという…。こんなもんしかないけど、まあしょうがないよな、

という終わり方で。人間みんな保証がなく生きているということを描いているような気がしたのでした。。

 しかし、イギリス映画は自由だな。女王に「○ソ」をつけても賞がもらえるんだものな。それに

比べ日本の自由度の低さよ、だな。


 隣家の訃報(この間雪かきしていた人が…)。カリンの木が枯れた。車椅子のお袋を

病院まで乗せた白いデミオ君の退場。で、きのうは詩誌『榛名団』が突然の休刊とのこと。

確実に何かが過ぎ去っていくという話だよね。まあおセンチになってもしょうがないんだけど、

まあそういう話だよね。