RIKI舎―雲とマンサク

写真と音楽と身の回りのことなど(消えたYahooブログ「RIKI舎―陶をめぐる日々」から引っ越してきました)

講演会が無事終わりました

 土屋文明記念文学館での講演会が、終わりました。どんな形でもいいと言われたので、いわゆるポエトリーリーディングというやつですか、音楽をかけながら自作の詩を読んで解説するというのをやってみました。

 狭すぎる演台にマイクと水とCDラジカセを置いて、さらに原稿と詩を並べて読み始めましたが、メガネがよく見えず(右が近視で左が遠視、そこに老眼が加わっているので目を動かすとすぐに見えなくなります)読んでいる途中から原稿がゴチャゴチャになり…。最後はとうとう原稿が見つからなくなって、しばらくBGMのみ流れ焦りました。自分では長く感じましたが、聞いてた方はさほどには感じなかったそうです。

 何はともあれ、用意していったものは全部読みおえました。20分の予定でしたが30分になりました。

 選んだBGMが案外よかったようで(詩よりもかい!)、最後に曲名を聞かれました。ここに書いておきます。

 1.ドン・ペリス: Old Century(2013、“The Old Century”から)

 2.アリ・ファルカ・トゥーレ&トゥマニ・ジャバテ:Kaira(2005、“In the heart of the moon”から)

 3.グレン・グールド:(最初と最後の)アリア(1982、“バッハ ゴールドベルク変奏曲”から)

 4.コールド スウェット:It's a man's world(1989、“コールド スウェットプレイズJ.B.”から)

 

 選曲が自分の納得のいくものだったので、詩も気持ちよく読むことができました。好きな曲ばかりなので、あまり入れ込まないように気をつけました。残念だったのは、会場が乾燥していて(緊張のせいで?)喉がくっついて読みにくかったところです。次回はもうちょっとうまくやれそうな気がします。まあ機会があればの話ですが。

 アジカンの後藤君がポエトリーリーディングにやっぱりはまったって言うのを新聞のコラムで書いてたけど、わかる気がしました。できるなら俺も自分の作った曲でやってみたい。

 いやだいやだと思っていた「講演会」でしたが、たくさんの人がまじめに自分の言うことを聞いてくれる経験はいいもんだなと終わってみたら思いました。聞きたい人は声をかけてください。同じ演目ならやれますんで(笑)。