RIKI舎―雲とマンサク

写真と音楽と身の回りのことなど(消えたYahooブログ「RIKI舎―陶をめぐる日々」から引っ越してきました)

西荻まで

 FALLでのカトレア草舎の展示が始まった16日、どらどらと、おじさんとおばさんは重い腰をあげ、東京さ
 
出かけたのだった。総武線から見た東京の空はのんびりしていた。
 
 オレが総武線に乗って大学に通っていたのはもう何年前だったか。30年以上前だ。
 
 東中野通過。
 
 なんつうか。階段の下から「おにいちゃん、電話よ」とよく呼ばれた。この階段をダダダーっと落ちたこともあった
 
なあ。信じられない…と言ってください。…と思い出に浸っているうち、西荻到着。
 
 
 カトレア草舎、松尾さんオリジナルブレンドの紅茶や絵の、不思議なカトレア草舎の世界が広げられて
 
いた。そこに伸びる不気味な手。おいおい、二つは取りすぎだろう。どっちかにしなさい。
 
 
イメージ 1
 
 
 
 こちらは小西良さんのうつわ。一緒に展示をしているのに、実は小西さんが女性だったということは
 
帰って来て、カトレア草舎さんのブログを見て初めて気づかされた。加川良が頭にあったもんで、
 
やさしい系の男性だとばかり思い込んでいた。
 
 
イメージ 3
 
 
 
 松尾さんの原画による便せんやカードなど。古い本のページを使って絵を描くそうだ。
 
一緒に並んだRIKI舎のうつわもよござんしょ。スズキ食堂車さんのフクロウクッキーは、ほんのり
 
シナモンの香りがしてうまいのだ。
 
 
イメージ 4
 
 
 
イメージ 5
 
 
 気づけば知らず知らずのうちに、なんと若き女性3人とコラボの展示が実現していたではないか。
 
おじさんは春が一度に3回分めぐってきたようだ。
 
 
 だからというわけじゃないが、いつもはアマゾンの中古本ばかり買っているんだけど、帰り道に立ち
 
寄った「無印良品」の片隅の本だなにあった本を定価で買ってしまった。何年か前、まだ朝日新聞
 
とっていたころ書評欄で紹介があって切り抜いておいたのに、いったいどこにしまったんだったか
 
気になっていたら出会ったもんで、つい、ね。
 
 
イメージ 6
 
 
  
 
イメージ 7
 
 
 
 
 ほしかったコバンソウが、わが家の畑に生えていた。去年、散歩の途中で見つけた種をまいておいたら
 
うまく根付いた。生えているところには山ほどあるんだけど、自分ちにあると嬉しいもんだなあ。
 
イメージ 8
 
 
 
イメージ 9
  
 
 
 今日は風が強かった。 ゆうべはこだまが夜中のカミナリにおびえ、家の中をひと晩中うろついて、
 
玄関ドアをガリガリひっかいたりで、家族みんなが眠れなかった。こだまは近頃風の音にもびくつくように
 
なった。オレに似て繊細すぎるのがなあ…。へへ。
    
                
イメージ 2