史上最低の決闘:クワゴン対コダゴン
貧乏ゆすりは血栓予防にいいらしい。それを聞いて我が意を得たりとしょっちゅうやっていたら、家庭内
の近隣から苦情がきた。…へっへっへ。
という話はまったく関係なく、いつもの散歩道で。田植えが始まって用水路の水もだいぶ増えてきたな。
隊長久しぶりに水路の見回り。この辺は6月の終わりが田植えなんだな。
いまはカエルの大合唱まっさかり。クリームの『クロス・ロード』がそれに重なって鳴っていた
これは共生関係か? それともくさ(草)れ縁? シェアハウス?
シラン+キク+ミズヒキ+ムラサキツユクサ+アカマンマ(これは写ってないけど)
今年のアジサイもだいぶ繁茂して、隣家を侵食していた。そろそろ花も終わるので、思い切って
刈り取り。だいぶ風通しがよくなった。
そのアジサイの根もとにどうも住んでいたヤツがいたらしい。
カブトムシ。
こだまに見せようと思ったのに、手から逃げて姿をくらます。
でもそのかわりに、すぐそばの柿の木でクワガタを発見! おっ、きょうはなんだか虫に縁があるな。
アジサイの精からのプレゼントか? いや抗議の使者かもしれないな。
ほれっ、こだま。クワガタやるぞ。
ということで真昼の決闘 ジャーン
クワ) 巴投げだ、この野郎、かかってこい!
コダ)なにこれ、ただひっくり返ってるだけじゃん
コダ)敵に後姿をみせるのか、ほれ、ほれ(ちょいちょい)
クワ)なんだこの白くてやたらホワホワしてるやつは! おい、つっつくなよ
クワ)お前はアルフか、鼻がブタだぞ。近づくな、なんかクサイぞ
むむむ・・・
中途半端な二匹の決闘は終わったのであった。
で、その後
隠れていたカブトムシが犬の毛まみれで見つかった。
ほれ、こだま。今度カブトと決闘だ!
・・・
ほれ、ほれといくら見せてもこだまはシカト。
うざい。
と言われたような気がした。
しかたがないので、クワガタもカブトももとの場所に戻してやった。でも、アジサイがなくなっていて、
どっちもびっくりしたに違いない。
こだまにも見捨てられ、父はさびしくパリの街角にただずむおじさんなのであった。
気分はもう秋(それにしちゃ暑いけど)、コートの襟を立てて聞くミュゼット。
左:ジャン・コルティが72歳にして初めて出したアコーディオンソロアルバム、クーカ。
「クーカ」というのは犬の名前ね。ジャケットのイラストもなかなかキュート。
ミュゼット、スイングジャズ、ボサノバ。もちろん中身もそれに劣らずなかなかいいです。
2枚目も買ってしもうた。