誤解してた
先日、唐突に「アワーグラスって何のことか知ってた?」と聞かれた。
ジェイムス・テイラーの1997年のCDに『アワーグラス』というのがある。
タイトルはつづりなど見ずにいて、アワー:私たちの グラス:草 ⇒ 草や植物の営み
に自分たちの人生を重ねて歌っているのだとばかり思っていた(何しろこのCDには
『アワーグラス』というタイトルの曲そのものは入っていない。CDタイトルのみ)
のだが、この質問で、ずっと誤解していたことに気づいた。
「アワーは時間、グラスはエルのグラスでガラスのこと」
「……」
「ほら、ガラスと時間でなに思う?」
「……」
「正解は…砂時計!」
へえー、Hourglassは砂時計か。英語は得意なもんで(また言っちゃった。
しちゃアメリカに対しては複雑な感情があるもんで…。漆ほどじゃないけど
かぶれてんですかね)。
だからっていうわけじゃないけど、聴きたくなって久しぶりに聴いた。
亡くなった友人・親・きょうだいへの思いを砂時計に重ねたことを初めて
知る。身近な草じゃなくって砂時計だったのか。
過ぎた時間かあ。ひっくり返したら詰まって、それきり止まっちゃったりして。
秋だなあ。そういえば、チョコレートやイモ、大好物のりんごなんかがうまく
なってきた。ちょっと違うか。