RIKI舎―雲とマンサク

写真と音楽と身の回りのことなど(消えたYahooブログ「RIKI舎―陶をめぐる日々」から引っ越してきました)

松前漬けに酔っぱらう男の話

 どこが面白いんだか、と言いながら、「やっちまったな」と言っているオレがいた(クールじゃ

ねえなあ、へへへ)。

 …ということで、本日2升、餅をついた。

 もち米は、今は亡き沼田の角田さん(「自給と手作りの会」の生産者だった)が最後に

収穫したもち米と、同じく沼田の生産者の野口さん(オレよりひとつ年上、こっちは健在)の

新米(どちらも四分搗きにした)のミックスだ。角田さんはもう亡くなってもう10年近く

経つだろうか。奥さんがモミで保存しておいたものを3年ほど前にモミすりして送ってくれた

のだ。使うのがもったいなくて冷蔵庫に入れておいたが、思い切って餅にした。

 昔は借り物の石臼や木の臼でついたりしたこともあったけど、いまじゃもちろん機械餅さ。

おやじが買った餅つき機「タイガー 力じまん」(なぜかモチ蔵くんだとばかり

思い込んでいた。なんちゅう勘違い。人の記憶なんていいかげんなもんだな…人じゃなくて

オレのか!)でついた。

 つきたてを昼飯に早速食べた。あんこ、きな粉、大根おろし、雑煮風、どれもうまかった。

 正月は、クリスマスと同じで「来るまでが正月」だよなあ。

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 上のくるっとしたところは餅のシッポ。うまくスポッと抜けてくれない。このままおいて

冷めてから「のす」予定だったけど、久しぶりの「大掃除までいかない中掃除」をしている間に

餅のことも忘れすっかり時は過ぎ。気がついたらあら延ばせるかいなぁというところ。必死で

のし棒や手のひらで引っ張ったり力まかせに延ばしたり、やっとの思いで形にした。でも、

やっぱりボテっと厚く不格好になっちゃったのさ。角田さん、野口さんごめんなさい(味は

いいんだけどね)。

 夕飯はわが家の特製松前漬けを食ったが、煮切ったはずの酒のアルコールが抜けてなかった

のかこの松前漬けですっかり酔っ払ってしまい(アルコールは全くダメ)、年賀状も書かずに

タツうたた寝。気がついたらこだまもそばでぐっすり寝ていた。いつもなら顔をなめられて

寝られないんだけど、今日はかあちゃんがこだまを諭してやめさせたらしい。

 目を覚ましてからジェームス・モリソンの新譜をYouTubeでチェックして夜は更けた

のであった。これから風呂に入る。遅すぎだぁ!

 明日書く元気があるか分からないので今のうちに書いておこう。

 皆さん、よいお年を!!