My Back Page
ディランが、来年の3月だったか来日するそうだ。オールスタンディングが1万2千円と
あと2万円の席だったかな。
2~3日前にはディランが初めて出したクリスマスソングを聴いたし、いま読んでいる本
にも“Like a Rolling Stone”にからめて話が展開されているところだし、
妙に縁が続いたんだけど、あまり高すぎるし、オールスタンディングはちょっとだし…。
「・・・」でしか語れねえなあ。
ということで、仕事の締めにストーブの前で、THE BYRDSの“My Back
Page”(ディランの曲)を聴いてグッときて、さてと腰を上げたのがおとといの晩。
そしたら翌朝、こだまを外に連れ出した女房が「仕事場のストーブがついたままだった」と、
家に駆け込んできた。
こりゃ、やかん(あかん)
ストーブを仕事の終わりに消し忘れたのは初めてのことだ。これはやばい兆候だ。
「お願い、サンタさん。若さを下さいとは言いません。失うスピードを、少しばかりゆっくりで
お願いします。」と、まあ頼みはしなかったけど、しかしなあ。
最近こういうことが多い。年の瀬に、家事は別にいいけど火事は遠慮したい。
だからっちゅうわけじゃないけど、今年はこだまトナカイもしなかったし、今ごろジェイムス・
テイラーのクリスマスソングを聴いてるのさ。というのも、きょうの朝日新聞の赤Beに
“Auld Lang Syne”(スコッツ語。オールド・ラング・サイン:英語でOld
Long Sinceの意味。日本では「蛍の光」)の話が載っていたんだけど、ちょうど
このCDの最後にこれがあったんでね。そもそも別れの歌ではなかったんだそうだ。
つうことで、年の瀬に『蛍の光』。おお、はるか遠き昔よ!
例のショボイ干し柿。さる高名な作家の平鉢に載せて、高級品に変身の巻(笑)。
行く年を思う犬・・・では全くない。「なぜ遊んでくれない、と、年の瀬も関係なく抗議する犬」
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