目まぐるしかったこの1カ月
この1カ月、何があったんだかよく覚えていないくらいいろんなことがありました。
- 預かっていたトイプーのキャロルが逃走(2時間後に無事近所で保護されていたのを確保)
- キャロル脱水で死にそうになる(理由は不明ですが、何らかの要因で反応の乏しい虚脱状態になり、あわててスポイトで一晩中水分補給したら復活したので、一応脱水と認定)
- キャロル実家に戻る(7カ月もうちにいたのは初めてのこと)
- キャロルの飼い主家族に事件あり(プライベートが絡むので詳しく書けません)
…と書き出してみたら何のことはない、結局のところ娘に振り回された形の1カ月でした。親はいつまでたっても大変です。
天気も目まぐるしく変化しました。
咲いた咲いたと喜んでいたら、思いもかけず…
雪が降りました。ハトの夫婦も寒そうです。
ハトの上にも雪降りつもる。
今年は雪が少なかったんですが、もう春かと思った3月22日に降りました。
雪のあとは、一気に花が咲き始めました。花の春です。
ユスラウメ
アオキの雄花
おなじみのキイチゴ
ブルーベリー。今年はたくさん実が採れそうです。
キバナホウチャクソウ。これから咲くところですが、うつむいてる皆さんがもったいない。
この1カ月でいちばん大きな出来事は「戦争」でした。この美しい季節に、生きることもままならない人が今もたくさんいると思うと、ため息しか出ません。ウクライナだけではなく、ミャンマーにも、アフガニスタンにもシリアにも、まさに今。
マット釉マグ
【今日の1曲】
シャルル・トレネの「ラ・メール」です。有名な曲なので、皆さんどこかで一度は耳にしたことがあると思います。春になって久しぶりに何かで聞いたんですが、なんだか癒されたので。「ラ・メール」はご存じと思いますが、フランス語の「海」ですね。
皆さんもゆっくり聴いて癒されてください。
雲とマンサクがそろいました
3月、いろいろありすぎますが皆さんお元気ですか。コロナに花粉だけでもきついのに、ロシアのウクライナ侵攻が続いて胸の痛む映像があふれ、極めつけはおとといの地震です。ただボーっと暮らしていると、これでおまえはいいのかと春の風が言ったとか言わないとか。
そんなこんなで、写真をあげてみますか。
まさに、雲とマンサクです。
このわびしげな花がいいですね。
このところの暖かさで、一気に花芽が膨らんだのに、今日は一転冷たい雨です。自然の気まぐれもなかなかです。
これは昨日のブルーベリーです。あと少しでツリガネ形のかわいい花が咲くでしょう。
コブシの花はモクレンのように華やかではないけれど控えめなところに良さを感じる…なんて書いてしまうのはまずいかななんて考えすぎてしまうのは、やっぱり時代ですね。
フキノトウの成長もあっという間です。頭を出したかと思ったら、1週間ほどで縦にぐんぐん伸びてしまいました。天ぷら2回で終わりです。フキの葉もあとから一斉に顔を出しました。
負けじと花開いたのはアンズです。ことしも干しアンズを作るほど生るでしょうか。
藁灰釉カップ
【今日の1曲】
Free DesignというグループのDon't Cry, Babyという曲です。アメリカからカナダに移住したファミリーグループで1970年のリリースだそうですが、リアルタイムでは知りませんでした。コーラスワークとアレンジメントが、ロジャー・ニコルス&スモールサークルオブフレンズにシングルシンガーズを足したみたいな感じなんですが、そういう時代だったんでしょうか。最近のPCで作られる曲に比べてずっと耳に心地よく響きます。
ヤアヤアヤア ふたばちゃんがやってきた
前回話題にしたハシビロコウのふたばちゃん、買っちゃいました。ぬいぐるみというものを自分に買ったのは生まれて初めてです。ふたばちゃんが立てないのはうすうすわかってたんですが、すわるのもちょっと怪しい。これを買った直後、立つふたばちゃんぬいぐるみが、すぐあとに登場すると知りました。もう1個買っちゃう? いやあ…、まいったな。
ぬいぐるみじゃなく本物のふたばちゃんに、いつか会えるでしょうか。
左の肩と腕の痛みがなかなか引かないので、意を決して1月半ば、ペインクリニックに行きました。受け付けで真っ先に言われたのが「2月28日で閉院しますけどそれでもいいですか?」。
「エッ?!」
いいですかって言われてもなあ。悩んだ末にやっと来たんだし、帰るわけにもいかないし。
「はあ、いいです。」
そういえば待合室は俺のほかに1人しかいなかったなあ。2回目はゼロだったし。
ちなみに肩は3回のブロック注射と漢方薬で、遅々としてではありますが微妙に改善ぎみで前よりは腕の可動域が広がった気がします。一時は気持ちが落ち込むばかりでしたが、少しでもいい方向に向かったおかげで、急には治せないということを納得できたんで、まあ結果的にはよかったという話です。
元気の出る色をここで一つ。去年わが家でできたタカノツメです。よく乾燥させてから瓶に詰めました。古くなったタカノツメは、ネットに入れてコメびつの中に入れておくと、すごくいい虫よけになります。
空の雲がつながって見えた日。
肩の故障で思うように仕事ができない日々ですが、またそのうち復帰します。
【今日の1曲】ジャクソン・ブラウンの“These Days”です。なにしろいい声です。当時は、ハンサムだわ、髪がさらさらすぎるわで、どうもな…という感じでしたが、年を重ねるにつれ渋くていい味になっています。最近出した新しいアルバムでも、しみいるような歌声です。改めて若いころの曲を聞き直してみたら、思っていた以上にのびやかないい声で、本当にいいなあと思わず聞きほれてしまいました。デビッド・リンドレーのスライドも聞かせるなあ…。RIKIにとってのThese Daysを運んできてくれたのかもしれません。
そういえば、ビートルズの”Get Back”少しずつですが見始めています。こんなフィルムがあったとは。いろいろ葛藤なんかがあったんでしょうが、それでもとにかく「音楽をやる仲間がいるというのはいいなあ」と思います。いやまっこと興味深い。
ふたばさんの金言
今日は鏡開きです。2つ作ったお供えのうち玄関に置いた分は、外見はそれほどでもなかったのに、中を割ってみたらカビでいっぱいでした。これは今年のわが家を暗示しているのか、はたまたこの日本の未来を示しているのか…。これは由々しきことであります。すでに手遅れか?
などと悪いことばかり見ているとついそんな気持ちになりがちですが、これまでも同じようだった気もします。
そんな時はええい、雲を見よう!
これは1月4日の雲です。ほれ、雲の向こうに明るい兆しが見えるじゃあーりませんか。少しでも気持ちの明るいほうへ(と打ったつもりが最初「軽いほうへ」となっていたのは、これも何かの暗示? いや単にキーボードテクが悪いだけです)。
暮れのこと。2022用のカレンダーにと思って早々と買ったのが、これ「ハシビロコウ」です。私、隠れちゃいないけどファンでして。
飾る段になって気づきました。これ、12月分からあったのでした。もったいないことをしました。ハシビロコウさん(正しくは ふたばさん だそうです)、金言なんか言ってくれてたのでした。12月は「情報を鵜呑みにしない」。本当にもったいないことをしました(笑)。
そういえばさっき見た動画(掛川花鳥園)ではふたばさん、魚をなかなか鵜呑みにしていませんでした。金言を言ってくれるだけあって、なかなかしぶといお方でした。
ということで1月はこちらです。「余裕があれば自信がつく」。ハイ、そうですね。
とういうことで、今年は明るい気持ちを軽ーく持って、余裕綽々で始めたいと思います。皆さん今年もよろしくです。
【今年最初の今日の1曲】
ここには書きませんが、いわく因縁思い出のあるアルバム、フィービ・スノウの「サンフランシスコ・ベイ・ブルース」の中の1曲「ハーポのブルース」です。日本版LPのジャケットは、横顔に重なってサンフランシスコのゴールデンゲート・ブリッジが写っていました。
彼女の声は個性的な軽みと透明感があって、若いということの可能性を信じてもいいんじゃないかというような気にさせてくれました。少し変かもしれませんが「渋いさわやかさ」とでもいう感じです。彼女はギターもうまかったんですが、亡くなってもう10年以上経ってしまいました。
暮れが暮れていく
今年も大根が豊作でした。干し大根にたくあん漬け、サラダに煮物にと大根は頼りになるやつです。正月用のなますにもしました。葉っぱはシラスとゴマ+赤唐辛子で油炒めするとビタミン豊富で便利なご飯のお供です。
2021年もあとわずかです。年越しそばももう食べました。
今年は秋を境に、わが家では冷凍うどんと冷凍かき揚げがマイブームになりました。かき揚げはできるだけカリっとしてほしいので、レンジでチンしてからオーブントースターで温めます。つゆがついているタイプもありますが、つゆはたいてい出汁をちゃんととって自分で作っています。
いままでほとんど使ったことがなかったのに、なんということでしょう。(すみません、拝借しました。) どんぶりで、またなべ焼きで…寒い夜にぴったりの一品です。
おっと、今日は大晦日でした。うどんではなくそばでした。はい、やっぱり冷凍かき揚げ使ってしまいました。でも、今日はレンチンじゃなくちゃんと軽く揚げて食べました。大晦日ですから。
今年は詩集を出した夏あたりまでは、コロナにもマケズ元気元気だったのですが、そのあとがいけませんでした。左肩と腕の不調から抜け出せません。それどころか、だんだん悪くなっているような気がします。整形外科にも通いましたが、今一つ快方に向かいません。自己流のリハビリもやってみましたが、寝ていても目が覚めるほどで我ながらいかんなあ…という感じです。来年こそは、この痛みから脱却したい! と切に願っています。
自分のことだけじゃなく、世界情勢(ミャンマー、ウクライナ、香港、シリア、台湾海峡などなど)も、快方に向かってほしいと思います(香港はもう無理かなあ)。
【今日の1曲というか、今年最後の1曲】
Andy Brownの"Look for the silver lining"です。"Alone Time"というアルバムの中の1曲目です。silver liningは裏地の銀色を指していて、悪いことばかりじゃないよ、希望の兆しを探そう、というような意味らしいです。
皆さんにも来年はいいことが訪れますように。貧乏神と福の神の表裏のセットでもいいですから、RIKIのところにも面白いことがやってきますように!
ギターの逆襲
エレキギターをしばらく弾いていません。いや、弾くどころかさわってもいません。そのギターを久しぶりに弾くぞーと手に取ったところで右足の指の上に落としました。ちょうどギターの底のエンドピンという金具が中指を直撃したのです。その痛いこと痛くないこと…。いや痛くないわけじゃなく激しく痛くて5分ほど、声も出せずにじっとしのぎました。
「忘れてんじゃねえよ」というギターの声が聞こえた気がしました。
ということで気を取り直して…。まだコロナは収束してないし、最近はオミクロン株なども出てきたそうだけど、地味に秋を楽しむよう努力しています。最近はCDだと1965年アメリカのFour TopsのSecondから、ヘニング・シュミット、2021年のKings of Convinienceまでを買って楽しんでいるし、きのうは絵本を2冊まとめて手に入れました。出久根いくさんのウサギの絵本です。シリーズ4冊まとめてほしかったけれど、まずは2冊で我慢しました。しばらくうちに滞在してもらってから、孫たちにプレゼントしようと思っています。
秋の定番紅葉は自宅玄関前のマンサクで楽しみました。先日軽井沢に久しぶりに木村さんと行ってきましたが、あまり紅葉のイメージはありませんでした。ラ・ボロンテのAさんは「比較的あったかい」といっていましたが、紅葉にはもう遅かったようです。
木村さんの運転で、助手席からの1枚です。このあとカメラが不調で、張り切って充電していったのに2~3枚しか撮れませんでした。今どきまだスマホを持っていないので、こういう時はガックリきます。
今日は近くの市民公園を歩いてきました。娘のところから里子にきているキャロル君も一緒です。11歳のじいさんながら、キャロル君とはこれいかに。オレは「茶太郎」と勝手に呼んでいます。ちゃーちゃん、と呼ばれても自分のこととわかるようです。奥さんは「きゃちゃん」。何でもオッケーの犬です。
たまにかわいい表情をすることもありますが、基本的にはシカみたいな雰囲気を醸し出しています。
気持ちのいい散歩になりました。肩の痛みや腕の痛みが続いて思い切り動けないのが残念ですが(今年は剪定もロクロも進んでいません)、季節を楽しむ気持ちは忘れないでいたいと思います。
【今日の1曲】
なぜか郷愁を感じてしまうグレン・キャンベルの「ウィチタ・ラインマン」。ラインマンとは電柱の保線作業員で、これはラインマンの恋の歌のようです。
中学生~高校くらいのときラジオでときどき流れていました。「ウィチトウ~」と声が伸びるところが、大御所っぽくてなかなかいいのです。本当に大御所だったんですが、もう亡くなってしまいました。ギターもうまくて、歌も年季の入った味があって(クサイという意見もありますが)、気持ちよく聞けます。寝る前の1曲にお勧めです(笑)。
2冊目の詩集
雨ばかり続いてうんざりしかけた頃に、少し晴れ間が出て散歩に出かけました。アスファルトの水たまりに映る薄い夕やけ空。
梢の先に空の空き地。何かに似てるなあ。ブータン? ネパールには短かすぎ。 島根県かな。中央アフリカ共和国もちょっと似てる。
お客さん、どうぞこちらへ。
詩集ができたんですよ。2冊め。
A5判・116ページ。「この世の焚き火」です。表紙デザインは1冊目と同じく自分で。手間のかかる編集は文字どおりの家内工業です。紙の選定で少し悩みましたが、印刷所とのやり取りを何回か繰り返してほぼ思い通りのものができました。
発行日は1作目と同じ8月10日です。誕生日の3日前です。どうでもいいけど誕生日はお盆です。盆ダンスです。
作ったはいいけれど、いろんなひとに読んでもらうにはどうすればいいのか、けっこう難しい問題です。これに突き当たると、じゃあなぜ作るのかというもっと難しい問題が新たに出てくるのです。
【今日の1曲】
ヴァン・モリソンのアルバム "DUETS" の中の1曲目、ボビー・ウーマックとのデュエット曲 ”Some Peace of Mind" です。きのう急にヴァン・モリソンが聴きたくなったんですが、これは秋が近づいた証拠です。