静かな熱気、ハンマースホイ展
副題が『静かなる詩情』とあったけど上野は雨にもかかわらず結構な人出で、どちらかというと
美術館は静かな熱気に満ちていた。
左の、後ろ姿の女性が見えるのはパンフレットで、ハンマースホイの妻を描いたもの。写って
いる陶器は確かデルフト焼きだったと思うが、パンチボウルだという。右は展示された絵の中で
一番明るく感じた風景画。なぜかジャズのECMレーベルのジャケット写真を思い出した。
ほかの絵では室内に差し込んでいる光に惹かれた。リルケが強い印象を受けて会いにきた
という妻の肖像画も、確かにたたずまいと色づかい、そしてまなざしが記憶に残る。
国立西洋美術館にて12月7日まで。
近くの公園へ。平日の公園はほとんど貸し切り状態。こだまも気持ちよさそうだったが
オレも気持ちよかった。
今度はペットホテルを変えてみたら、保育園で先生が書いてくれるような連絡メモが
ついてきた。「最初は緊張していましたがMy毛布もあったのですぐ慣れました。散歩は
とても元気でご飯もよく食べました」とのことで、今回はひと安心。
このところの夕焼けはなかなかいい感じだ。