RIKI舎―雲とマンサク

写真と音楽と身の回りのことなど(消えたYahooブログ「RIKI舎―陶をめぐる日々」から引っ越してきました)

あきらめないぞー

 ただいま本焼きの釉かけのまっ最中。ふたもののロウ抜き(有機溶剤を使った撥水剤)では、

写真のような簡易ガスマスクを装着します。見た目はなかなか怪しいおっさんです。

いつもに比べ仕事がなかなか進まないのは、例のわら灰釉をかけているため。ほんとに

なんでこんなに大変なんだ、もうやめてやると毎回思いながら、なぜかこのところずっと

わら灰釉は必ずかけてしまいます。結局扱いにくいやつほど惹かれるんですかね。

あと一つの理由は、この国の傾き加減ですね。あまりの偏向ぶりにラジオを聞けば手が止まる、

新聞を読めばイライラする、テレビを観れば消したくなる・・・不快なことが多いです。黙っているのは

容認したのと同じこと。無力感を感じる日々です。一人でじたばたしている人があちこちにいる

ような気がします。


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このところ、夜はもっぱらGyaoの無料映画を観ています。比較的良かったのは『ある特別な1日』。

マルチェロ・マストロヤンニソフィア・ローレン主演。ヒットラームッソリーニのイタリアを初めて

訪れた日のできごとです。それから『ヘッドライト』もよかった。はじめと終わりに土煙を上げて風が吹く

シーンがあって、黒澤映画を思い出しました。ジャン・ギャバン主演。渋かったです。『バベル』はブラピ

主演につられて観ましたが、時間のムダというヘタレ映画でした。結局、昔の映画のほうが、間というか

空気感というか、親和性というか、ゆったり楽しめる気がします。俳優を知っているせいもあるのかな。


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このところ、「ついてない」ことがいろいろ続いているんですが、年の初めに「今年は動くぞ~」

と決めたので、こんなことくらいでは落ち込んでもいられません。あきらめないぞーと、崖に向かって

(がけっぷちにいるもので)叫んでおきますか。 そういえば、この間観た映画『The last words』

(邦題がここに書きたくないほどへっぽこなので、原題にしました)という遺言代筆人の話では、

ほしいものを聞かれた自殺願望者が『崖』と答え、なぜと問われたら『IT機器だのいらないものを

そこから放り投げたい』と答えていたのを思い出しました。関係ないんですけど。

俺だったらあいつとあいつとあいつ…を放り投げるけどな。ハイ失礼しました。